能 葵上 あらすじ補足 恨まれる原因

今回は葵の上がなぜ六条の御息所に恨まれるのかについて
書いていこうと思います

また、そもそも生霊ってなんでしょうか？
調べてみました。

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六条の御息所の恨み

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能「葵上」できっても切れないのが、六条の御息所の恨みです。

その恨みがあまりに深いため、葵の上は御息所の生霊に
取り憑かれているのです。


そもそも、葵の上と六条の御息所が仲が良くないのは
その立場上当たり前です。

詳しくはコチラ
⇒能　葵上　あらすじ補足　源氏物語について


しかし、さらに恨みを買った原因がありました。

それが賀茂祭の事件です。

周りの人に勧められて賀茂斎院の御禊の見物
に出た葵の上。

しかし、ここで家来が六条の御息所の家来と
車争いをしてしまうのです。

車争いとは簡単に言うと場所取りですね。

それで、お忍びで来ていた御息所に恥をかかせてしまうのです。

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生霊とは？

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そんな六条の御息所が葵上に「生霊」となって襲い掛かるのが
今作の見せ場ですが、生霊とはどんなものでしょうか？

生霊とは、生きながらにして本人の意識、無意識にかかわらず
霊体として抜け出てしまう事を指します。

六条の御息所の源氏に対する思いが、葵の上への嫉妬となり
それが原因で葵の上を苦しめてしまうのです。


別記事にも書きましたが、本来の六条の御息所は
美しく、気品があり、風流をたしなむというそういう女性です。

しかし、源氏を愛するあまり生霊となってしまうんですね。

女性には恨まれないようにしないといけませんね。


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⇒目次はコチラ

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