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能 熊坂 あらすじ [五番目物]

今回は五番目物の能「熊坂」のあらすじについて書いていきます。

どうやら人物名みたいです。
能「熊坂」事前知識

能「熊坂」を観る前に、事前知識を蓄えましょう。

タイトルの熊坂とは盗賊「熊坂長範」(くまさかちょうはん)
の事です。

熊坂長範は平安時代の伝説上の盗賊です。
能のほか幸若舞や、歌舞伎、古浄瑠璃、、御伽草子、義太夫節、小説
などなど多数の作品に登場するいわば人気者の盗賊です。

なぜ、熊坂がこんなにも人気なのか。

それは、義経が熊坂を退治した事や、盗賊ながらプライドがあり、
義経にやられる覚悟で挑んだことなどが人気の理由にあげられます。


能「熊坂」のあらすじ

一人の旅の僧が、旅の途中で一人の僧に呼びとめられます。

今夜はある人の命日なので菩提を弔って欲しいというのです。
旅の僧は宿も借りなければならないと、その僧の家へとついていきました。

しかし、その庵に入った旅の僧は驚きます。僧の部屋だというのに
おびただしい数の武器が揃えてあるではありませんか。

仏像一つないのです。

そこで、旅の僧はなぜこんなにも武器があるのかとその僧に訪ねました。

すると、僧はこのあたりでは山賊がいるのでそれに備えて武器を
揃えてあるのだと答えました。

そうして、仏も武器によって悪魔を収めることもあるのだと語り
自分は寝室へと去っていきました。

さて、その夜。
旅の僧はが弔いをしていると、熊坂長範の霊が現れました

夜風が激しく吹く中で、長範は義経との死闘について語ります。

そうして、自分の最期を語った長範は静かに消えていくのでした。


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「熊坂」の見どころ

能「熊坂」の見どころは長範が語る義経との死闘でしょう。

弁慶も大長刀で有名ですが、この長範も大長刀の使い手です。
長刀使いの長範が大きく長刀を扱って、その死闘を力説してくれます。




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